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一昨年暮れに、金融庁から「不動産関連の融資を慎重にするように」、との通達が出されたことにより、銀行は、不動産への融資を一気に引き上げ始めた。そして米国のサブプライムローンをきっかけに、金融危機に喘ぐ米国の金融・証券会社に手を差し延べ、日本企業を育てるという銀行本来の役割を忘れてしまっている。
米国では「リーマン・ブラザーズ」が破綻し、「AIG」は政府によって救済され、「メリルリンチ」もバンカメに買収される。また、「モルガンスタンレー証券」には「三菱UFJ」が9500億円を出資して21パーセントの筆頭株主となり、「野村ホールディングス」は、破綻した「リーマン・ブラザーズ」のアジア太平洋部門の事業を継承することで「リーマン」と基本合意している。
この他に「みずほコーポレイト」が、今年1月に米国大手証券会社の「メリルリンチ」に約1300億円を出資、「三井住友銀行」は英国大手銀行の「バークレイズ」に約1000億円の出資を6月に決めている。
米国民は、財務内容を悪化させた金融機関は、市場が淘汰すべきだとの声が多く、先の下院では“公的資金”を注入する法案が否決され、再度の下院でやっと可決された。ここで“公的資金”の注入が決まれば、資金調達は国債を発行することで賄われる。おそらく、日本にも“割当て”られて買うことになるだろうことは目に見えている。

「三菱UFJフィナンシャルグループ」社長の畔柳信雄が今度はモルガンへの出資に失敗して頭を下げる日が来るかもしれない
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「モルガン」を支援する「三菱UFJ銀行」本社 |
この度の「三菱UFJ」の出資は、「モルガン」側からの要請で、それに応えたものだが「今後、モルガンの資産内容を早急に調べたうえで出資額を確定し、株式を第三者割当増資で取得する」(『朝日』)、というが、「モルガン」の資産内容も確認せずに出資を決めてしまうというのは本末転倒。
1989年に、「三菱グループ」の中核企業である“丸の内の大家さん”と呼ばれる「三菱地所」(当時は高木丈太郎社長)が、米国「ロックフェラー」に、2,188億円を出資して80パーセントの大株主となりながら経営に一切口出しができないでいた。その挙句に運営会社が破綻し、1000億円の損害を食らった、と聞いていたが、最近「三菱地所」の広報に確認すると、「ロックフェラーグループに出資したままです」という答えが返ってきた。
「ロックフェラーグループの何という会社ですか」と尋ねると「わかりません」と頼りない返事。
1982年に鈴木善幸から中曽根康弘に内閣が変わり、87年11月に竹下登が中曽根に大金を積んで総理の座を買った、と言われた。その竹下内閣も89年6月に“リクルート事件”の責任をとって総辞職し、宇野宗佑が総理に就いたものの、女性スキャンダルが噴出して3ヶ月で宇野内閣は総辞職。この次の海部俊樹内閣のときに「三菱地所」が「ロックフェラー」に2000億円余りを“支援出資”した。

ニューヨークにあるロックフェラーセンタービル |
当時米国は経済的に疲弊し、米国側は、在日米軍への支援強化や先端技術の米側への移転促進を要求していた。
なぜ、こんな歴代総理の名を並べたかと言うと、中曽根康弘ほどのワルの政治家はいないし、彼ほどズル賢い奴はいないと現在でも“仕置人”は思っている。その中曽根に「三菱地所」のドンと言われた中田乙一が、中曽根康弘に頼まれ、「ロックフェラー」に出資したのだという。
「三菱地所」が「ロックフェラー」に出資した時期である89年は社長が高木丈太郎で、高木は中央大学で空手部に在籍していた。中田乙一が「三菱地所」の社長当時、高木丈太郎は総務部長で、中田乙一の茶坊主。毎夜銀座へ足を運び、若い愛人もいたが、別の愛人といざこざを起こし、愛人は総会屋まで動員して高木をオドしたことがある。結果、愛人を“恐喝”で告訴したことから法廷に“証人”として出廷したが、ほとんどのマスコミは沈黙した。“仕置人”が発行していた『環境ジャーナル』には書いてあるが、この高木は、現在も“相談役”として「三菱地所」の禄を食んでいる。
「ロックフェラー」と言えば、イギリスの「ロスチャイルド」と並び称される世界的財閥であると同時に、“フリーメーソン”(秘密結社)の主要なメンバーであり、「モルガン」は「ロスチャイルド」の“隠れ蓑”に仕立て上げられたほどの財閥。その「モルガン財閥」の米国大手証券「モルガン・スタンレー」に「三菱UFJ」が大金を出資すると聞いたとき、「また米国からの要求だ」と感じたのである。

日本人で最初のフリーメーソンになった鳩山一郎 |

モルガンの創立者であるJ・P・モルガンもフリーメーソン |
日本でフリーメーソンといえば、1954年に総理大臣に就任した鳩山一郎が翌年に入会し、首相就任中にマスターメーソンになったことは広く知られているが、孫である鳩山邦夫(自民党)や鳩山由紀夫(民主党)がフリーメーソンかどうかは定かでない。しかし、由紀夫が幹事長の民主党は、フリーメーソンと同じ“友愛”をキャッチフレーズにしているし、後援会も“友愛会”を名乗っている以上何らかの係りを持ちつづけているものと思われる。
この他には、旧新自由クラブの大来佐武郎(故人)、宮沢喜一(故人)、中曽根康弘、小沢一郎らもフリーメーソンのメンバーと言われている。そしてフリーメーソンは、世界の食糧とエネルギーを牛耳るという野望を持っている。(フリーメーソンについては、後日“仕置人”がシリーズで書く予定)
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